リーグタイトルに込めた想い~3つの「i」~
LIGA.i(リーガアイ)を通じて 競技性(”I”ntensity)、興行性(”I”nfluence )、組織性(”I”ntegrity)を向上させ、ブラインドサッカーの価値を高め、混ざり合う社会を作っていく、今の社会を変えていきたい思いを込めるとともに、LIGA.iに関わる全ての人が自分なりの「i」を作れる余白あることで多様性が生まれ、誰かひとりだけではなく全員が主体的にリーグをつくっていきます。
地域リーグとトップリーグ
従来のリーグでは、全国を4エリアに分けた地域リーグを開催し、各エリア上位のチームがクラブチーム選手権に出場し、クラブチームの日本一を決定する、という体制をとっていましたが、この度、地域リーグとトップリーグの2リーグ制に変更することを決定しました。この2つのリーグは、競技力のみで2分するものではなく、それぞれのリーグの開催目的から、クラブチームが出場するリーグを選択し、各リーグで戦い上位を決定するものです。日本ブラインドサッカー協会(JBFA)に登録しているブラインドサッカーのクラブチームは約30チームあり、活動目的や理念がチームごとに異なる中、開催目的から出場するリーグを選択することで、JBFAおよびクラブチームがより一体となり活動の推進力を高めていき、JBFAビジョンである「視覚障がい者と健常者が、当たり前に混ざり合う社会の実現」を目指します。
トップリーグの開催目的
1.日本代表チームおよび、クラブチームの強化に資すること
東京2020パラリンピックが開催され、日本代表チームは初めてパラリンピックに出場し、多くの方に競技の存在を知っていただきました。大会の出場を経て「次のパラリンピックこそ自力出場する」ことへの想いは、より一層強くなっています。そのような状況下だからこそ、JBFAは今「トップリーグ」を新設することを決めました。クラブチームが、競技性・興行性高く試合をする経験ができる機会をつくり、国内クラブチーム所属選手の強化や自地域における活動の促進を図ることで、日本代表チームの強化にも繋げていきます。
2.興行性の高い大会を開催すること
JBFAでは、2014年に日本で開催した世界選手権で初めて、全席有料化に取り組みました。これは、観客の皆さまから一方的にご支援をいただく意味合いではなく、一スポーツ、一興行として遜色なく楽しんでいただける場をつくることで、選手たちパラアスリートの地位を高めることを目的として取り組んできました。新設するトップリーグは、その目的に対し、継続して取り組み続ける場であることはもちろんのこと、東京2020パラリンピックを経て、パラスポーツ観戦が身近になってきた中、より多くの方に、一興行として楽しみ、観戦いただく場を目指します。
3.クラブチームおよびJBFAの組織性を高めること
トップリーグに出場するクラブチームは、競技力だけではなく、組織運営力や、競技普及活動への注力度合いなど、複合的な観点から決定されます。クラブチームが組織基盤を強め活動の幅を広げていくこと、またJBFAとしても組織運営力を高めることで、社会的信頼の獲得に繋がり、パラスポーツの価値をより高めると考えています。
2022/07/14公開
プロモーション動画
【LIGA.i ブラインドサッカートップリーグ2022】一つ先の、新リーグはじまる。|7月18日開幕